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2008年6月17日 (火)

とある冤罪事件について考えてみた

埼玉の連続幼女誘拐殺人事件の死刑囚が、今日、死刑執行されたというニュースが報道されている。
事件発生当時、新聞やニュースでこの異様な殺人事件の報道がひっきりなしに流れていたのをよく覚えている。
そして裁判では、責任能力の有無を争点として争われていたそうだ。

だみは実のところ、死刑に関しては存続派だ。特に、小さい子供を狙った犯罪に関しては、全部一律死刑でいいとさえ思っている。
誤解のないように言っとくと、別に大人の命を軽視しているというわけではない。ただ、小さい子供が犯人に同情できるような悪いことをやるとは思えない。
だから、大人を狙った犯罪でも、被疑者に同情できる点がなければ、死刑でいいと思っている。
国の税金で、こんな奴らを養ってやることはない。それこそ、国民の血税の無駄遣いだと思う。

また、責任能力に関しても、この事件では、明らかに抵抗できない幼い子供を狙っている。屈強な大人は狙われていない。
体力の弱い人を識別する能力はあるわけで、責任能力はないとは言えないのではないか。
で、今回、なぜ今の時期に死刑執行になったのか。
それは、この間の秋葉原の事件があったからだろう。
秋葉原の事件で、被疑者に非難が集中している中で、この時期に執行することで、見せしめの意味もあるだろうし、
死刑反対論者の非難をかわすという思惑もあるのだろう。

ただ、冤罪事件に関しては、何とかしてあげたいなあと思っている。
例えば、1980年ごろから1990年代にかけて栃木と群馬で起こった連続殺人・行方不明事件。
この事件もやはり、幼い子供を狙った悪質な犯罪だ。そのうちの一つの事件において、被疑者として幼稚園のバスの運転手の方が逮捕されている。
しかし、事件の資料や、この事件を扱ったHPなどを見ると、どうも冤罪くさい。というか、彼を有罪と信じているのは、警察だけなのではないか。
当時はDNA鑑定が捜査の手法として導入されたばかりで、このDNA鑑定の結果が、逮捕の決め手ということらしい。
DNA鑑定というのが、捜査の強力な決め手となることは間違いない。でも、よく考えてみればわかるはずなのだが、このDNAを採取したサンプルの状態や入手方法などが
いい加減だと、まともなDNAのサンプルが採れるわけもないし、詳細な鑑定結果が出るわけもない。
それに、警察が資料を捏造するということも考えられる。
断っておくが、だみは警察が嫌いなわけではない。日々のお巡りさんの活動には敬意を表しているし、努力が身を結んで解決した事件に関しては、よく頑張ったなあと思う。
だが、この事件に関しては、極めて冤罪の可能性が高い。

以前、TVのチカラという番組があって、そこでこの栃木・群馬の一連の事件のうちの一つが取り上げられたことがある。
親がパチンコしている最中に、小さな女の子が怪しい男に外に連れ出されて、そのまま行方不明になった事件。
TVのスタッフが調査を開始したところ、どう見ても怪しい人物が浮上してきたそうだ。
きちんと調べれば、怪しい人物は出てくるのだ。現状のように、捜査が行き詰るということはないだろう。
でも、実際には捜査が急展開といったようなニュースは聞かないし、そのような噂もない。
これはだみの推測なのだが、警察関係者は、どうしてもこの幼稚園のバスの運転手の方を有罪にしたいのではなかろうか。
だから、上のTVのチカラの番組で取り上げた事件で真犯人が逮捕されて、この幼稚園のバスの運転手の方が関わったとされる事件についても自分の犯行であると自供したら、
この幼稚園のバスの運転手の方は無罪になってしまう。そうなると、警察の面目が丸つぶれになる。

だがそれは、面目やメンツという物を履き違えている。警察が面目を保ちたいのなら、しっかりと捜査をして、きちんと真犯人を捕まえて、冤罪で有罪にされそうになっている
人の無罪をきちんと証明してあげること、こうして、日本の警察が優秀であることを内外に知らしめるほうが、警察の面目を保つことになるのではないか。
少なくとも、事件をうやむやにしたまま、無関係な人物を無実の罪で有罪にしてしまうことが、警察の面目を保つことになるとは思えない。
人は完璧ではない。誰にだって間違いはある。でも、その間違いを認めて認識を改めないまま、うやむやのままにことを進めてしまうと、結局は初期の小さなひずみが、取り返しのつかないぐらいに大きな歪みになってしまう。

警察関係者の方に、再考を促したい。

おしまい

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